「ジブン」をデザインするための準備1:凝り固まったココロのほぐし方

「なくて七癖あって四十八癖」と昔から言われているように、人には、それぞれの個性が染み付いています。

良くいえば、それがその人の個性であり、それが現実にうまくアウトプットできれば、その人にしかできない独自の長所として魅力を発揮できるでしょう。しかし、現実にネガティブな影響を与えてしまうような嫌な癖もいくつかあり、いくら気をつけていてもいざというときにポロッと出てしまうこともしばしば…。あとで頭をかかえ後悔や反省をしても、過ぎてしまった現実を変えることはできません。

そうならないためにも、少なくとも自分の癖や行動くらいは、しっかり把握して、望むような結果に導けるような行動を重ねていきたいものです。

癖やこだわり、価値観などは、幼少期の環境によって知らず知らずのうちに身につけていったものであることがほとんどです。

「自分は○○だから、…」「私って、○○な人なんだよね…」と口をついて出た言葉には、ある種の「あきらめ」が混ざってしまっています。

自分や置かれている現状を変えたいと思っている人にとっては、「あきらめ」は、足かせでしかありません。もともと存在しないものに縛られる必要はありません。

大人になってからでも性格は変わる

人を変えることは非常に難しいことですし、実際に人の行動や習慣はなかなか変えることができない、というのが多くの人が経験していることでしょう。ですが、ある出来事や出会い、誰かの言葉、1冊の本や1本の映画などをきっかけに、一瞬で考え方や行動が変わるようなことも、同じくらい多くの人が経験していることです。

人は、大人になってからも性格を変えることはできます。その転機となる出来事が、恋愛・結婚や出産、身内の事故や死、会社からの独立起業や留学・海外旅行など、外部の環境の変化によってもたらされるものもありますし、もちろん、自分の内部からの心境の変化というのもあります。

変えようと思ってもなかなか変わらないものが、変わるときは一瞬です。では、一体何が、その考え方や行動の変化を生み出すのでしょうか。

情報環境を変える

心を変化させるためには、自分を取り巻く情報を変える必要があります。

何か新しいことを始めようと思ったときに、格好から入ることなどは、習慣や行動を変えるために有効な手段の一つです。目に見えるものや触れるもの、身につけるものなどが変われば、今までの生活環境にあった情報が、新しい情報に上書きされるためです。何かに没頭できる人は、必ず没頭できる環境を手にしています。

しかし、身の周りの環境を変化させても、心がついてこない場合もあります。そのときには、新しいものを受け入れる心の準備が整っていないのかもしれません。例えば、もしかしたら勉強する環境にテレビやスマホがあるなど、情報の環境が錯綜している場合もあります。

そのような異なる情報が混在して溢れている状態では、何にフォーカスすればいいのかわからないまま、時間だけが過ぎていってしまいます。

ある目的を持っているときに、行動や習慣が変わらない原因は、無意識の「こだわり」を捨てきれないことです。「断捨離」は、そういった意味で、身の周りの物理的な環境も、身を取り巻く情報の環境もリフレッシュさせ、自分の目的にフォーカスできる環境づくりの良い手段とも言えるかもしれません。

自分の無意識を知るためには、人間の心の仕組みを知る必要があります。次の記事では、「今のジブンを知る」ヒントとなることについて取り上げたいと思います。

「無意識」をデザインすれば理想の自分になれる

Psychotech(サイコテック)では、古典的な心理学から最新の心理学までを参考にして心の仕組みをひも解き、理想的な人生を送るためのヒントをお伝えしていきます。

自分の知らない「ジブン」

あなたは、自分の「心」をどれほど正確に理解しているでしょうか。

「自分のことは自分が一番よく知っている」などとよく言われますが、「自分が知っているジブン」は本当の自分なのでしょうか。

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